ExceLive® IoT導入事例のご紹介②


屋外の燃料タンクを画像処理で監視し、巡回コスト削減に成功した事例


⇒ 「ExceLive® IoT」を導入して

 

「巡回」頻度が1/5に!

 


(B社様ご要望)

  • 屋外にある燃料タンクの残量を監視し、残量が一定以下になったら通知してほしい。ただし、このときの閾値は季節変動があるため、閾値を可変としてほしい
  • 燃料タンク付近に電源がなく、センサー取付も難しい。他社のIoT製品を調査したが、適合できる製品はなかった。
  • 燃料タンク自体は風雨にさらされる環境にある
  • 室内の詰所から、窓ガラス越しに視認チェックできる。ただし、詰所は通常は使われておらず(繁忙期のみ利用)、現在、燃料タンク監視のため1日に1回、作業者が巡回している。(事務所から詰所まで、徒歩5分)
  • 詰所とタンクの間は、遮蔽物がないため、カメラ監視できる。また、詰所には100Vコンセントがある

■当社のご提案

 

詰所から民生USBカメラ(数千円)で燃料タンクを常時監視し、ExceLive® IoTを用いて事務所のエクセルに残量をリアルタイム送信する。エクセルで決められた閾値を下回った場合、利用者に通知する。


■具体的な仕組み

  1. USBカメラから燃料タンクの「固定表示部とフロート部の2か所の赤色領域」を抜き出し、その重心距離を、詰所に設置した「ExceLive® IoT」サーバにCSV形式で保存する。(ファイルサーバやNASと同じイメージ)※当社にてラズベリーパイ環境で動作するプログラム作成
  2. 事務所の指定PCで現在開いてるエクセルの特定シート特定セルに、1で保存したデータがリアルタイムに更新される ※ExceLive®機能
  3. あとはエクセルの世界なので、エクセルの機能を使って自由な処理がおこなえる。(簡単な例だとセル参照や条件付き書式等。VBAを使ってWorksheet_Changeイベントなどを処理すると高度な処理も実現できる)

■費用対効果

 

 当社初期導入費用  約50万 ※そのほか、月額利用料 1万円/月が別途必要

(「ExceLive® IoT」の初期導入費用 + オンサイト作業費)

・今回は画像処理プログラムもオンサイト事業で実施

 

 

B社担当者さまから

「繁忙期以外は、燃料タンクのチェックのためだけに担当者が毎日、詰所に通っていたのが、システム導入後は(確認のため最小限の)週1回のチェックで良くなったので、喜んでいる。事務所のエクセルには生の数値が入ってきて、エクセル側の処理で閾値未満かどうかをチェックする仕組みなので、季節毎の閾値の変動もエクセルの設定シートを修正するだけで済み、運用する作業者が自分で使いやすい仕組みが構築できました!」

という、ありがたいお言葉を頂きました

 


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※本文章内で使用している図表は、当社にてWeb公開用に作成したもので、実際のお客様の図表とは異なります。