よくある質問 - 受託開発事業


【全般】

Q. miniサーバってなんですか?

A. 弊社のシステムとデータベースを格納したサーバPCです。 お客様がインターネットに接続できる環境であれば、クラウド上に お客様専用のサーバを用意します。【クラウド型】

インターネットに接続できない場合やお客様の希望がある場合、 弊社のシステム(サーバ側)機能をインストールした、手のひらサイズの ボードコンピュータ(RaspberryPi)をお客様に貸与します。【オンプレミス型】
無線LAN機能も内蔵していますので、お手持ちのPCがあれば、それだけでシステムが 利用できます。
※安定した100V電源を1口、ご用意ください。

クラウド型/オンプレミス型どちらの場合も、当初6ヶ月の利用料は初期開発費用に含まれます。 7ヶ月目以降は月額利用料が発生しますが、どちらの場合も金額は同じです。

Q. スマホ向けアプリ(Android,iPhone)やタブレットアプリも開発できますか?

A. Webアプリ(レスポンシブルなHTMLアプリ)として、開発することが可能です。


【見積から発注まで】

Q. どんなシステムでも、99万8千円で開発できますか?

A. いいえ。大規模システム等、弊社が受注することができない案件があります。
また、お客様の社内規定などで、ウォーターフォールモデルでの開発が必須とされる場合は、弊社では受注できません。

なお、99万8千円という金額はあくまで上限ですので、弊社がもっと安く開発できると判断した場合は、 99万8千円よりも低い金額のお見積りを提出させていただくこともあります。

Q. 追加費用は一切かかりませんか?

A. 表示の金額は税抜き金額ですので、請求時に消費税を申し受けます。

それ以外は、オプションを利用しない限り最初の6か月は追加費用は一切かかりません。 (6か月目以降もminiサーバを利用される場合は、miniサーバの利用料が毎月発生します。)

請負契約で受注しますので、もし弊社の実工数が 見積時の想定工数を超えた場合でも、その部分は弊社が負担します。
また、見積依頼時点までに一切言及されていない要件・要望(弊社の[見積前提条件]に記載されていない内容)が、途中でお客様より発生した場合は、 原則として別途追加費用をいただきますが、その場合は、事前にお客様にご説明し、 書面等による承諾をいただいてから対応します。
(お客様が知らないうちに、あとから費用が加算されることはありません)

Q. 見積後、金額交渉できますか?

A. 要件(機能)を減らさない形での値引き対応は行っておりません。
弊社が定額制(上限制)を維持できるのは、金額交渉等の営業活動に係る労務費を 極力削減しているのも一因とお考えいただければと思います。
弊社は、(弊社自らが実施するキャンペーン等を除き)すべてのお客様に対して 金額交渉による値引きをいたしておりませんので、ご理解いただければ幸いでございます。

なお、見積前に、あらかじめご予算を提示していたければ、そのご予算内にて実現可能な 最大限のご提案をさせていただくことは可能です。

もし「値段だけが勝負!」ということでしたら、弊社よりも クラウドソーシングを利用してフリーランサー等に直接発注されることを お薦めします。

Q. 他社に見積依頼したところ、300万円の見積書が届きました。 御社でも99万8千円では無理ですよね?

A. 詳細はお打合せしてみないとなんともいえませんが、おそらく 当初要件のままでは、弊社でも99万8千円ではすべてをご対応できない可能性が高いです。

ただ、お客様のやりたいことの95%~98%くらいまでを、99万8千円で実現するできる可能性はあります。 一度、ご相談ください。

Q. 金額は高くてもいいので、特急でお願いしたいのですが? 少しでも早く納品してほしいです!

A. 大変申し訳ありません。
良質なシステムを安価に提供するよう努力していますため、 どうしても納期の面でお客様にご辛抱いただくケースがございます。

見積時点で暫定的な納期を回答させていただきますが、 最終的には弊社に正式発注があった順番で、順次対応させていただいております。
(この時点で正式納期をご連絡します。)

もしこの正式納期ではご満足いただけない場合は、残念ではありますが 発注キャンセル(両社ノーペナルティ)とさせていただきます。

Q. 7か月目からminiサーバ利用料が、高く感じます。。。

A. miniサーバは弊社からの貸与品となりますが、もしハードウェア故障等が発生した場合は、無償にて代替品と交換いたします。(オンプレミス版)

また、通常のシステム開発ですと、納入後に「保守費用」が発生し、ベンダーは開発環境維持や問合せ対応を保守費用枠内で行います。弊社のminiサーバ利用料には、これらの保守費用を含んでいるとご理解いただければ幸いです。

なお、弊社のminiサーバには、複数のシステムを導入できますので、今後、お客様内で別システムを弊社にて開発・導入する場合でも、miniサーバ利用料は物理的な台数分のみとさせていただいております。


【開発中】

Q. 開発途中の状況を確認できますか?

A. 通常、1~2回、開発途中の画面を確認いただく機会を設けております。

ただし、この段階で新たに発生した要望については、ごく簡単なものを除き、 別途有償での対応となります。
(洋服のオーダーメードにおける仮縫いとイメージしていただくとよろしいかと思います。
 当初要望どおりのものができているかどうかを確認することが目的であり、
 当初要望にない新たな要望をこの段階で入れると、追加費用が発生するばかりか、
 全体のバランスが崩れてしまうこともあります。)


【成果物】

Q. 標準で、システム連携定義書以外のドキュメント作成が含まれないのは何故ですか?

A. システム開発が高止まりする一因として、「ドキュメントを作ること自体を目的にした、無駄なドキュメント作成工数」による不要コスト問題がある、 と私たちは考えています。

例えば、設計書(要件定義書、外部設計書、内部設計書など呼び方はさまざま)は ウォーターフォール開発が全盛の時代に、出来上がったシステムが顧客の思い通りになっていない場合に ベンダーを守る目的で作られる「ベンダーによる、ベンダーのためのドキュメント」に過ぎないケースが非常に多く見受けられます。
本来、これらのドキュメントは、お客様への成果物(納入物)ではなく、システム会社が利用するための中間成果物に過ぎないものです。
いったんシステムが完成・納入された場合、これらのドキュメントは本来不要となる性質のものですが、 ベンダーによっては、システム改修で画面表示の一部分をわずかに変えるだけの変更でも、 設計書の関連ページをすべて修正するため、プログラム修正工数の数倍以上のドキュメント修正工数がかかる、 といった話も実際にあります。これらのコストは、最終的にお客様が負担することになります。

また、システムのマニュアルについては、業務では当然必要となってきますが、
「マニュアルは(現場を知らず、システムしか知らない)ベンダーではなく、
 (現場と運用を知り尽くした)お客様が作成すべきドキュメントである」と私たちは考えます。

ベンダーのつくるマニュアルは、どうしても
「この画面で、○○ボタンを押したら、××という処理をします。」というシステム中心の 画面操作説明書になってしまいます。

本来、お客様が必要とされるマニュアルは
「(現場でこういうことが発生したら)システムで○○処理をして、
 (そのあと△△に報告して、□□に記入して・・・・)」という手順書に近いマニュアルですが、
ここまでのマニュアルはベンダーではなく、お客様でないと作成できないと私たちは考えます。

私たちでは、上記のような理由から、費用対効果を考え設計書、マニュアル等は標準では作成しません。

Q. 納入されたシステムを、自社でカスタマイズしてもいいですか?

A. はい。 弊社が受託開発した部分のソースコード一式を納入します。
ソースコードの著作権は弊社に留保しますが、お客様内に限り自由に改変・使用・再配布することを 許諾しています。
また、弊社が持つライブラリ等に関しても、お客様内に限り自由に呼び出す(コールする)利用を許諾しています。 なお、弊社に対し問合せ等が発生した場合は、有償にてご対応となりますのでご了承ください。

Q. 納入されたシステムのカスタマイズを、別のシステム会社に依頼しようと思うのですが?

A. 弊社が受託開発した部分のソースコードを、お客様が他社に開示することは許諾しておりません。

ただし、納期の問題などで弊社では迅速な対応ができないと弊社が認める場合は、 ソースコードの機密保持についてお客様が責任を負うという文書をいただいたうえで 別のシステム会社へのソースコード開示を認めることがございますので、営業担当まで ご相談ください。

Q. 有償でもいいので、著作権を我が社に譲渡していただくことはできますか?

A. 受託開発では著作権譲渡できません。

お客様の社内規定で著作権譲渡が必須の場合は、弊社のオンサイト事業の形態で、 準委任契約による役務の提供として対応することもできますが、弊社では 推奨しておりません (その場合は、事前見積方式ではなく、実際にかかった時間*時間単価の後請求となります)


【その他】

Q. 機密保持契約(NDA)を事前に締結したいのですが?

A. はい、もちろんご対応させていただきます。

Q. 請負基本契約書を交わす必要がありますか?

A. 弊社としては請負基本契約書を交わしていただけると大変ありがたいのですが、 最低限、お客様書式の発注書に、「弊社が提示した見積前提条件について異議がない」旨を 記載した文書を交付していただければ、弊社として正式発注とさせていただきます。

口頭、電話、Eメール等の発注指示では着手できませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。

Q. データ消失や逸失利益の補償はありますか?

A. いいえ。
弊社の過失の有無を問わず、弊社の業務および弊社が作成したシステム等に起因してお客様が被ったいかなる不利益に関しましても、 原状回復・補てん・損害賠償などの補償は一切ありません。